お知らせ

2023.06.01

~高齢者のかゆみについて~月刊*ファミクリWOCかわら版6月号_vol.32

WOC(ウォック)とは、褥瘡をはじめあらゆる創傷とストーマ、失禁分野について、

専門性の高い看護を実践できる看護師の通称です

2023年6月(Vol.32)

6月になり、もう年が明けて半年も経つのか 😲 といろんなことに追われている日々ですが、
自転車での訪問途中にふわっと匂いたつ草の香りに癒されています 😊 自然を肌で感じると心地よいですね 🎵

過ごしやすい季節になったのも束の間、最近訪問時に「身体がかゆい」というのをよく耳にします。
今回は高齢者のかゆみの原因についてお話しします!

●Aさんはなぜかゆいのか?

独居のAさん(80歳)はきれい好きで、ヘルパーさんが来ない日もご自身で部屋の掃除をしています。
熱めの湯での長風呂を好みます。部屋の室温計は温度22℃、湿度35%を指しています。​

●かゆみの原因として考えられること

 ➡➡➡

●かゆみの何がつらいのか?

Aさんの生活習慣から、低湿度加齢に伴う皮膚の変化がドライスキンを招き、皮脂欠乏性湿疹になっていました。 ドライスキンは乾燥により通常は真皮にとどまっている「かゆみを感じる知覚神経線維」が伸び、表皮の角質層のすぐ下にまで達するため、​些細な刺激にも敏感に反応してかゆみを感じやすくなります
Aさんのようにゆる~い感じで掻いているなら心配は少ないのですが、つい掻く行動が過ぎると皮膚を傷つけたり、湿疹などのトラブルが悪化するだけでなく、わずかな刺激に対してもかゆみが起きやすく悪循環となります。     次回はかゆみのケアについてお話しします。

お問い合わせやご相談など、お気軽に下記のLINEから頂けると幸いです (^^♪

医療法人社団 双愛会
ファミリークリニック蒲田・品川・多摩川
皮膚・排泄ケア認定看護師    野口祥子(のぐちやすこ)
2023.05.30

【ファミクリ登山部】第1回:活動報告~陣馬山・高尾山~

こんにちは、梅雨に差し掛かり、雨が増えてきましたね!

そんな中、5月27日(土)、お天気にも恵まれ、
ファミクリ登山部の第1回の活動を行うことが出来ました!
記念すべき初回は、陣馬山~高尾山にかけての奥高尾縦走コースです!
朝、7時20分に高尾駅に集合、そこからバスで約40分かけて、
陣馬高原へ向かいます。(バスは大混雑で立ちっぱなし!登山大人気ですね!)


しっかり準備運動して隊長(緩和ケア:田代先生)のガイドの下、登山道へと入ります。
    最初から険しい登り、、!!田代隊長曰く、
「登りの極意は小股で、体重移動で前へ進むこと」。膝やふくらはぎではなく、
腿を上手く使って登ります!(足で無駄に地面を蹴って登らない!)
教えてもらって本当に楽になりました😲

 休憩しながら、登り続けること2時間弱。

陣馬山の頂上へ!馬のモニュメントが象徴的ですね!早速、みんなで記念写真。


写真から達成感が伝わってきますが、この時まだ朝の10時!
(ここから大変になることを彼らはまだ知らない。。。)

尾根伝いに、奈良小峠、明王峠を通って景信山山頂へ。
  

アップダウンを繰り返しながら120分ほど、歩きヘトヘトに。
(最後の200mの急な登りがキツかった・・・!)

   山頂でカップヌードルをいただきます🍜 良い笑顔ですね!

お昼休憩の後は、小仏峠、城山峠を抜けて、高尾山を目指します!

高尾山の頂上までおよそ13m程、繰り返す下りで足もガクガクになり、

膝の痛みと闘いながら、励ましあいながら、進みます。

ようやく高尾山頂上に着きました!

伊谷野先生が左手に持っているのは、途中で手に入れた自前のストック(枝)です。
旅の良い相棒となりました😊

みんなで乾杯、頂上で飲むビールは最高ですね!🍺

下山して、温泉に向かうべく、ケーブルカーを目指します。

(実はここからが地味に長い。最後の気力で頑張ります。)

下山後は温泉へ!汗を流して2次会です!!

自然を感じながら、道中美味しいものを食べつつ、
真面目な話も他愛もない話もしつつ…。

早起きは大変でしたが、健康的で楽しい、本当に最高1日になりました😊

田代隊長、ありがとうございました!
翌日、翌々日のおそるべき筋肉痛はご愛敬ですが、第2回も楽しみです!!⛰

2023.05.18

5月31日(水)18:30~:ケアマネージャーの皆様へ~【月1開催】在宅緩和についての勉強会のお知らせ~

 

こんにちは!経営推進部の前島です。
今年度は外部の方もお招きしまして、イベントを色々と実施していきます!
今月からは定期的に勉強会の開催を考えております。

私たちは皆様に対してどのような形でお役に立てるのか、お困りごとはどんなものなのか?
についてまだまだ分からない部分が多く、「もっと皆さんのことを知りたい」
「気兼ねなくなんでも相談いただけるようになりたい」と思いつつも、手探りの毎日です。

そのため、かしこまった勉強会ではなく、ゆる〜くライトな雰囲気の中で、
皆様と交流しながら一緒に学べるようなものを定期的に開催していければと考えました。

第1回は、”在宅緩和とケアマネージャーさん“というテーマでお話をさせていただきます。

 

 

【参加方法】下記、①~③のいずれの方法でもご参加いただけます *Googlemeet
 スマホやタブレットからも参加可能、Googleアカウントの作成は不要です。

https://meet.google.com/gdu-wyhp-wra をクリックして会議に参加。
 *Googleアカウントをお持ちでない方は”アカウントなしで使用”で入れます

②チラシのQRコードから直接参加

③「meet.google.com」で検索 → 会議コードに「gduwyhpwra」と入力

参加ボタンを押して少しお待ちいただくと入れるようになります。
ご参加方法等についてお問い合わせの際は、下記までお願いします。

※一部のスマートフォンやタブレットをお使いの場合、
 アプリのインストールやGoogleアカウントのログインが求められる場合がございます。
 その際はお手数ですが、meetアプリをインストールの上、
 Googleアカウントでログインをいただくか、もしくはPCデバイスよりご参加くださいませ。
 PCデバイスの場合はアカウント作成やログインは不要でございます。

【お問い合わせ先】
メール:t.maejima@twinheartmedical.com
    双愛会 経営推進部 前島

皆様のご参加をお待ち申し上げております!

2023.05.18

5月30日(火)開催:看護師の皆様へ~ 在宅クリニックの緩和勉強会にゆる~く参加してみませんか? ~

 

こんにちは!経営推進部の前島です。
コロナも5類となり、少しずつですが日常が戻ってきそうですね!
当院は地域の皆様にコロナワクチンの接種中で、
今週でひと段落がつきそうと、スタッフ達もほっと一息ついています。

さて、今年度は外部の方もお招きしまして、イベントを色々と実施していきます!
今月から定期的に勉強会を開催させていただくことになりました。

私たちから、「~~をお伝えしたい!」というよりも、皆様に対して、
私たちはどういう形でお役に立てるのか、お困りごとはどんなものなのか?
についてまだまだ分からない部分が多く、「もっと皆さんのことを知りたい」
「気兼ねなくなんでも相談いただけるようになりたい」と思いつつも、手探りの毎日です。

そこで、かしこまった勉強会ではなく、ゆる〜くライトな雰囲気の中で、
皆様と交流しながら一緒に学べるようなものを定期開催していければと考えました。

当院では院内の看護師さん向けに「在宅での緩和に必要な知識をつける」
テーマに、毎週15分程度でミニ勉強会を行っておりますので、
地域の皆様にも開放し、気軽にご参加いただけるような会になればと考えております。

看護師さん向けの内容ではありますが、当院は医師や事務スタッフも参加しており、
医療・介護に関わる方であればどなたにもご参加いただけます。

 

 

当院緩和ケアセンター長の 田代先生(緩和医療学会認定医) が講師を務めます。
毎週火曜日実施ですが、テーマは直前の週末に決めているそうです笑
30日のテーマは、” がん疼痛治療について ” です!

【参加方法】下記、①~③いずれの方法でもご参加いただけます *Googlemeet
 スマホやタブレットからも参加可能、Googleアカウントの作成は不要です。

https://meet.google.com/kue-bvoa-dpu をクリックして会議に参加。
 *Googleアカウントをお持ちでない方は”アカウントなしで使用”で入れます

②上記チラシのQRコードから参加

③「meet.google.com」で検索 → 会議コードに「kuebvoadpu」と入力

参加をリクエストボタンを押して少しお待ちいただくと入れるようになります。

※一部のスマートフォンやタブレットをお使いの場合、
 アプリのインストールやGoogleアカウントのログインが求められる場合がございます。
 その際はお手数ですが、meetアプリをインストールの上、
 Googleアカウントでログインをいただくか、もしくはPCデバイスよりご参加くださいませ。
 PCデバイスの場合はアカウント作成やログインは不要でございます。

【お問い合わせ先】
メール:t.maejima@twinheartmedical.com
    双愛会 経営推進部 前島

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております!

2023.05.02

4月25日(火)はWOCのオンライン勉強会でした

んにちは!経営推進部の前島です。
5月になり、暖かい日が増えてきましたね☺

ファミクリも5月は地域の方々へのコロナワクチン接種💉、
緩和の勉強会、登山部による高尾さん登頂(予定)と、イベントが盛り沢山です!

さて、4月最終週の火曜日はいつもWOCかわら版を更新いただいている、
当院の皮膚・排泄ケア認定看護師の野口さんが勉強会講師として、
登壇しました!

全国からオンラインで400名以上の方々にお集まりをいただき、
大変盛況な会となりました。

主催いただいた、マルホ株式会社の皆様、
そしてご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

準備の様子です。


ITに強い総務菅原さんも加わり、
快適な視聴環境を作るべく、皆で四苦八苦。

本番開始!みんなで見守ります。


当院スタッフや理事長の伊谷野先生もご参加いただき、
見守っていただいてましたが、参加者が多すぎて画面上でも見つけられず・・・🤭💦

質疑応答も盛り上がり、気が付けば1時間程オーバーしてしまいました。
質疑応答中にも、参加者の皆様からも沢山知見やアドバイスを
書き込みいただき、本当に充実した会になりました。
改めて、ありがとうございました。

皆で終わってほっと一息。良い笑顔ですね!

ファミクリは5月以降も勉強会をどんどん行っていきます。
5月は在宅緩和ケアセンターから勉強会発信を予定しております!

コロナ禍も徐々に終わりに近づいてきたようです。
ワクチン接種等を通してご協力しつつ、皆様と交流を深めていければと思います!
引き続き、よろしくお願いいたします!
2023.04.28

~基剤の特性 × 創面の状態での適した外用剤は?~月刊*ファミクリWOCかわら版5月号_vol.31

WOC(ウォック)とは、褥瘡をはじめあらゆる創傷とストーマ、失禁分野について、

専門性の高い看護を実践できる看護師の通称です

2023年5月(Vol.31)

過ごしやすい季節となりました。草花の緑が生き生きとして、その勢いにのっかって行けたらいいなと思う今日この頃です😊5月の紫外線は思ったより強いので、外出の際にはUVケアをしてキレイを保ちましょう 💗

当院にはWOCの公式LINEがあり、褥瘡や創傷の局所の写真と共に、「外用は何がいいですか?」というご質問が送られてきます。今回も前回に引き続き創面や創部(滲出液)の状態を観察し、アセスメント力を高めてもらうために選択肢を狭めてみました。壊死組織が除去された後にどんな外用剤を使用したらいいのか、一緒に考えていきましょう。

● 基剤の特性 × 創面の状態での適した外用剤は?

「なんでこの傷治らないんだろう・・・。」と悩むことはありませんか?外用薬や軟膏は主薬と基剤でできており、基剤が90%以上を占めるため、創面に接触する大部分は基剤となり、主薬の効果だけで外用薬を選ぶと、創部の悪化や難治といった状態になる恐れがあります。

今回は壊死組織が除去された後の創面のぬめりや滲出液によってどのような基剤が良いのか、一例を表にまとめましたので、参考にしてみてくださいね!

 

基材から考える外用剤の使い方は難しいですね💦
情報を交換しながら、皆様と一緒に考えていきたいです。

お問い合わせやご相談など、お気軽に下記のLINEから頂けると幸いです (^^♪

医療法人社団 双愛会
ファミリークリニック蒲田・品川・多摩川
皮膚・排泄ケア認定看護師    野口祥子(のぐちやすこ)
2023.04.05

【4月25日(火)19:00 オンライン勉強会】WOCナースによる在宅皮ふ疾患WEBセミナー〜終末期の褥瘡予防ケア〜

こんにちは!経営推進部の前島です。標記の日時にオンライン勉強会の開催がございます。
マルホ株式会社様主催にて、当院ファミリークリニック蒲田の皮膚・排泄ケア認定看護師の野口祥子が登壇予定です。

日々、患者様のご療養のサポートさせていただいてる経験から、どのような褥瘡発生の傾向が見られるのか、どのような予防ケアが望ましいのか等をお話させていただきます。
また、褥瘡予防にも有効な外用薬の継続看護の実際、今後の展望等についてマルホ様にもサポートをいただきながら、皆様と一緒に考えていきたいです。

終末期の褥瘡予防ケア
4月25日(火) 19:00 ~ 20:00

お申し込みはこちらです

演者:ファミリークリニック蒲田
   皮膚・排泄ケア認定看護師 野口祥子

[ 本セミナーに関するお問い合わせ先 ]
マルホ株式会社 エリア戦略推進部 地域連携推進グループ 岡本 一樹様
TEL:080-8530-1595 E-mail:okamura-efe@mii.maruho.co.jp

皆様、是非お気軽にご参加くださいませ。

*看護師、医師、ケアマネージャー、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の皆様、またその他、在宅医療・介護連携に携わるご担当者様向けの内容となります

2022.12.09

年末年始の営業体制につきまして

年末年始の営業体制につきまして、お知らせいたします。

*かかりつけの方の緊急時の連絡につきましては24時間・365日対応いたします。
*診療時間外の病状に関するご相談は、当院からお渡しいたしました緊急連絡先にお電話くださいますようよろしくお願いいたします。

【3店舗共通】
ファミリークリニック蒲田
ファミリークリニック品川
ファミリークリニック多摩川

12月29日(木):休日体制(緊急対応は可能)
12月30日(金):休日体制(緊急対応は可能)
12月31日(土):休日体制(緊急対応は可能)
 1月 1日(日):休日体制(緊急対応は可能)
 1月 2日(月):休日体制(緊急対応は可能)
 1月 3日(火):休日体制(緊急対応は可能)
 1月 4日(水) ~ 定期訪問診療開始

以上でございます。

何卒よろしくお願いいたします。

医療法人社団 双愛会
ファミリークリニック蒲田
ファミリークリニック品川
ファミリークリニック多摩川

2022.04.12

~管理栄養士とWOCの連携について~月刊*ファミクリWOCかわら版4月号_vol.18

WOC(ウォック)とは、褥瘡をはじめあらゆる創傷とストーマ、失禁分野について専門性の高い看護を実践できる看護師の通称です

2022年4月(Vol.18)

新年度が始まりました🌸今回は、当院の管理栄養士、青山祐子さんの登場です!
青山さんとは在宅の褥瘡保有患者さんの情報を共有し、少しでも改善するように日々検討しています。

1.在宅患者訪問褥瘡管理指導をおこなった結果

当院では2021年4月より『在宅患者訪問褥瘡管理指導』を行っています。
(詳細はこちらのブログもどうぞ→ 在宅患者訪問褥瘡管理指導を始めます

d2( 真皮までの損傷 )以上の褥瘡がある方を対象に医師、管理栄養士、WOCがチームを組んで褥瘡対策に取り組むものです。今回は1年間の取り組み状況、実際の指導内容の紹介をしたいと思います。
 この1年間で在宅患者訪問褥瘡管理指導を行った方は7名でした。
褥瘡がある方は、元々の病状が深刻な方や栄養状態が悪い方も多いため、全員が治るというわけではありませんが、改善に向かった方、治癒した方は3名いました。
カンファレンスは2〜3ヶ月に1回行います。その間にも毎月、医師・認定看護師・管理栄養士がそれぞれ訪問指導を行っています。褥瘡のケアはご家族だけでは不安なことや分からないことが多いと思います。いろいろな専門職に相談しやすい状況になるため、患者様・ご家族様の安心にもつながるものと思っています。

以下に実際のカンファレンスの場面を紹介します。
医師と管理栄養士、WOCの意見をまとめた指導内容を患者様やご家族、関係職種へ提示しています。

2.カンファレンス、指導内容例

【研修案内】 4月20 日(水)19:00 ~20:00     
QRコードからお申込みをどうぞ →

マルホ㈱主催 第3回WOCナースによる在宅皮膚疾患WEBセミナー
 「スキントラブルのリスクが高い高齢者の皮膚の特徴とスキンケア」
陽だまり訪問看護ステーション 大泉サテライト 皮膚・排泄ケア認定看護師 永治雄太先生

お問い合わせやご相談など、お気軽に下記のLINEから頂けると幸いです !(^^)!

お写真によるWOC相談も承ります!!「友だち追加」QRコードから読取をお願いします。

医療法人社団 双愛会
ファミリークリニック蒲田・品川・多摩川
野口祥子(のぐちやすこ)
皮膚・排泄ケア認定看護師
mail:y.noguchi@twinheartmedical.com

2021.03.23

【対談ブログ】在宅医療と救急救命士のキャリア

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