05_訪問看護

2021.04.06

~”在宅における褥瘡管理”WOCのリモート研修~月刊*ファミクリWOCかわら版_vol.6


めっきり春めいてきた今日このごろ、みなさまいかがお過ごしですか?
今回は4月16日に開催しますファミクリ主催のリモート研修のご案内です。

すでに下記のチラシを目にした方もいらっしゃるのではないでしょうか?
WOC同行訪問についてクローバースマイル訪問看護ステーションとコラボさせていただきました!
その事例を地域の皆様にお伝えしていければと思います。



WOC同行訪問とは・・・

訪問看護ステーションの看護師と医療機関等の皮膚・褥瘡ケア認定看護師が同行訪問を行う制度です。今回は、当院より訪問看護指示書を発行している患者さんに対するWOC同行訪問の実際についてご紹介します。
 ・同行訪問はどんな患者さんでもお願いできるのでしょうか?
 ・どのような役割分担をしているのでしょうか?
 ・同行訪問の費用は誰が負担するのでしょうか?
皆様のギモンにお答えしながら、当日は有意義な楽しい研修にしたいと思っております!
次回はストーマの巻です。お楽しみに !日常的に困っている皮膚・排泄ケア分野のご相談をお気軽にどうぞ!

お電話の他、ファミクリWOC相談フォームからもお問い合わせいただけます。

医療法人社団 双愛会
ファミリークリニック蒲田・品川・多摩川
野口祥子(のぐちやすこ)
皮膚・排泄ケア認定看護師
mail:y.noguchi@twinheartmedical.com

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2021.03.30

在宅患者訪問褥瘡管理指導を始めます

ファミリークリニック 管理栄養士青山です。
今回は、当院で新たに開始した取組みの『在宅患者訪問褥瘡管理指導』についてご紹介します。

褥瘡(床ずれ)の治療は、軟膏での治療や外科的治療などに加え、日々の傷のケアや体圧分散、栄養管理など様々な要素を組み合わせて行う必要があります。

当院には総合診療科の医師、皮膚科の医師、管理栄養士に加え皮膚・排泄ケア認定看護師と呼ばれる褥瘡の認定看護師が在籍しています。

重点的な褥瘡管理が必要な患者様を対象に、医師・看護師・管理栄養士がチームを組んで褥瘡管理に関する計画的な指導を行っていく体制を整えました。そこで、今月から『在宅患者訪問褥瘡管理指導』を開始することとなりました。

在宅患者訪問褥瘡管理指導とは
①医師、看護師、管理栄養士が約3ヶ月に1度患者宅に集まって
 褥瘡の治療計画の立案や見直しを行います。各カンファレンス日に
 在宅患者訪問褥瘡管理指導料750点を算定します。
②医師、看護師、管理栄養士がそれぞれ月1回以上患者宅を訪問し、
 治療やケア、栄養管理に関する指導を行います。診療や訪問指導ごと
 に医療・介護保険の料金がかかります。

6ヶ月間集中的にチームで介入していきます。
カンファレンス以外に実際に認定看護師や管理栄養士がどのようなことを行うのかイメージしづらいと思いますが、下記のような内容について訪問指導を行います。

当院には医師、褥瘡の認定看護師、管理栄養士が揃っているため、スムーズな情報共有を行うことができます。
また、褥瘡の認定看護師が在籍していますので、地域の訪問看護師さんとの情報共有も密に行っていく予定です。

在宅でも総合病院の褥瘡チーム同樣の褥瘡管理を目指して取り組んでいきますので、褥瘡(床ずれ)の治療にお悩みの方はぜひ当院へご相談ください。

医療法人社団 双愛会
ファミリークリニック
管理栄養士 青山
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2021.03.25

~肛門付近の創傷被覆材の貼り方の工夫~月刊*ファミクリWOCかわら版_vol.5

春ですね!薄紅色の桜の花びらがきれいで、訪問中にうっとりしてしまいます。
今回はお問い合わせがありました、肛門付近の創傷被覆材の貼り方の工夫についてお話します。

1.肛門付近に貼る創傷被覆材(ドレッシング材)は、水分をしっかり拭き取り、ひし形に殿裂から貼り始める


(溝上祐子総監修、小林智美、黒木さつき編著:WOCナースの知恵袋 P78.79より引用)

2.創傷被覆材を貼付した後に被覆材の上・周囲に撥水するオイルや軟膏(ワセリン)を塗布すること で、排泄物の侵入と被覆材のめくれ上がりを防ぐ
(溝上祐子総監修、小林智美、黒木さつき編著:WOCナースの知恵袋 P80より引用)

肛門周囲の創傷は排泄物が侵入し、汚染されやすい状況にあるので、これを防ぐことが大前提です!

次回はストーマの巻です。お楽しみに !
日常的に困っている皮膚・排泄ケア分野のご相談をお気軽にどうぞ!

お電話の他、ファミクリWOC相談フォームからもお問い合わせいただけます。

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ファミリークリニック蒲田・品川・多摩川
野口祥子(のぐちやすこ)
皮膚・排泄ケア認定看護師
mail:y.noguchi@twinheartmedical.com 

2021.03.16

【オンライン勉強会のお知らせ】在宅における褥瘡管理 〜訪問看護師と伴走するWOC同行訪問の実際〜4月16日(金)18:30

オンライン勉強会の開催がございますのでお知らせいたします。

今回は”クローバースマイル訪問看護ステーション” と”ファミリークリニック”の合同開催になります。
ぜひご参加ください。

在宅における褥瘡管理
〜訪問看護師と伴走するWOC同行訪問の実際〜

2021年4月16日(金)
18:30〜19:30

▶お申し込みはこちら

◆講師:
クローバースマイル訪問看護ステーション
訪問看護師 
 二木 由美子 さん

医療法人社団 双愛会
ファミリークリニック
皮膚・排泄ケア認定看護師
 野口 祥子

当日の流れ
1.症例紹介
2.WOC同行訪問の実際
3.質疑応答

訪問看護師の皆さんは日常的に「このケアで良いのだろうか?」と思い悩むことが多いのではないでしょうか。
なかなか改善しない褥瘡について、WOCナースにご相談いただくことで、どんな効果があるのかを症例を通してお伝えしたいと思います。

*WEBオンライン地域勉強会には事前申し込みが必要です
 WEBオンラインの進め方に不安がある方は、当院の職員からできる限りのサポートをさせていただきます
 ぜひこの機会にご参加ください。
*今回のご参加者は看護師、医師、ケアマネジャー、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、在宅医療・介護連携担当者の方に限らせていただきます

▶お申し込みはこちら

【お問い合わせ】
医療法人社団 双愛会 ファミリークリニック ( 蒲田 品川 多摩川 ) 事務局長 清水 雄司
電話番号:03-5480-1810 y.shimizu@twinheartmedical.com

2021.02.19

~排便コントロールについて~月刊*ファミクリWOCかわら版_vol.4

皮膚・排泄ケア認定看護師の野口です。

今年のバレンタインデーは日曜日ということで、自分用にチョコを買って、まったりされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。毎日奔走して頑張っているのですから、自分自身にちょっとしたご褒美も必要ですよね。今回はコンチネンス(排便)についてお話します。

訪問看護の依頼に「排便コントロール」が上位にあります。看護師による排便ケアは、便秘や下痢の困りごとを解決しようとする問題志向型です。大切なのは本人が排便をコントロールできる状態です。「明日はデイサービスだから、今日出そうか。」といった自己決定を支えるよう、働きかけることが重要です。


腸内環境を良くする食事


腹部マッサージの方法


排便時の姿勢


世界共通のブリストルスケールを使って、排便日誌をつけてみましょう。目指すは3・4・5の便です
BBS(Buristolstool)

便の量は「片手一杯、両手一杯」という記録が多いのではないでしょうか。手の大きさは人それぞれですので、施設基準として粘土で疑似便を使って写真便の量は「片手一杯、両手一杯」という記録が多いのではないでしょうか。手の大きさは人それぞれですので、施設基準として粘土で疑似便を使って写真で表すのも良いでしょう。

次回は創傷の巻です!お楽しみに。
WOC分野のご相談を受け付けています。ファミクリへお気軽にお問い合わせください^ ^

お電話の他、ファミクリWOC相談フォームからもお問い合わせいただけます。

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2021.01.22

~ストーマについて~月刊*ファミクリWOCかわら版_vol.3

新年を迎え、本格的な寒波が身に染みる今日この頃、皆様いかがお過ごしですか?
寒さはストレスになりますので、帰宅後はゆっくりと湯舟につかって温まりましょう。
今回はストーマについてお話します。​

ストーマとは、腸や尿管を使ってつくる便や尿の出口です。ストーマにはギリシャ語で口という意味があります。ストーマの形によっておちょぼ口だったり、たらこのような口だったり、一人ひとり個性があります。

消化管ストーマの種類

消化管ストーマで使用される腸の部位と便の形状​

消火器ストーマには結腸ストーマと小腸ストーマがあり、出口の孔が1つの単孔式と孔が2つの双孔式があります。特に双孔式では口側がどこにあるのかが重要です。

単孔式

双孔式​


図)松浦信子・山田洋子著 快適!ストーマ生活P9.12.13 より引用​

ストーマの名称
普段からのストーマの記録に「ストーマ周囲皮膚障害なし」という記載を目にします。
それでは皮膚障害がある場合はストーマ周囲のどの部分に障害があると表示しますか?
以下を参考に記録や相談ができるといいですね。
例えば、ストーマ粘膜から1cm以内は「ストーマ近接部」といいます。この部分に面板が密着していないと排泄物の漏れに繋がり、発赤やびらんが起こりやすいため、一番に覚えて頂きたい名称です。


物事を相手に伝える場合、ストーマに限らず共通言語が必須であることがよくわかりますね。
次回はコンチネンスの巻です。お楽しみに!!

日常的に困っている皮膚・排泄ケア分野のご相談をファミクリ宛にお気軽にどうぞ!お電話の他、ファミクリWOC相談フォームからもお問い合わせいただけます。

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2020.12.08

~褥瘡について~月刊*ファミクリWOCかわら版_vol.2

皮膚・排泄ケア認定看護師の野口です。

12月を迎え、寒さと慌ただしさが増してきた今日このごろ、皆様いかがお過ごしですか?
寒冷においては、褥瘡が増悪する傾向にあります。
今回は在宅で発生する褥瘡についてお話させていただきます。

訪問時、こんな場面に遭遇しませんか?


Aのような急性期褥瘡は、発生から 1~3週間のものをいいます。
「発赤だから d1」と思い込み、実際は深部まで達していたという DTIの可能性もあります。Aのような急性期の褥瘡を発見した時は、発生原因をアセスメントし、それを取り除くことが必要です。褥瘡の原因としては、図のような個体要因もありますが、少しのエッセンスでそれを軽減することが重要です。


次回はストーマの巻です。日常的に困っている皮膚・排泄ケア分野のご相談をお気軽にどうぞ!
お電話の他、ファミクリWOC相談フォームからもお問い合わせいただけます。

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2020.11.09

月刊*ファミクリWOCかわら版_vol.1

 
 はじめまして、2020年10月から医療法人社団 双愛会 ファミリークリニック( 蒲田 品川 多摩川)に入社しました、皮膚・排泄ケア認定看護師の 野口祥子 と申します。

 皮膚・排泄ケア認定看護師とは通称WOC(ウォック)と言います。その意味は、W→Wound(ウンド)創傷、O→Ostmy(オストミー)ストーマ、C→continennce(コンチネンス)失禁です。

 ですから、褥瘡をはじめ、スキン−テアなどの創傷、がんの自壊創、糖尿病性足潰瘍、瘻孔、ストーマ(人工肛門、人工膀胱)からの排泄物の漏れ、ストーマ周囲の皮膚障害、ストーマ装具の検討、下痢・便秘における排便コントロール、おむつかぶれ等の困りごとをご相談いただければ、利用者様やご家族の暮らしを第一に考慮したケア方法を一緒に検討し、改善を目指して活動します。

まずはお気軽にファミクリWOC相談フォームからお問い合わせをいただければ幸いです。

どうぞよろしくおねがいいたします。

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野口祥子(のぐちやすこ)

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2020.03.11

『在宅でのフィジカルアセスメント』研修報告

こんにちは看護師の木本です。
先日、『在宅でのフィジカルアセスメント』をテーマに東京都ナースプラザの研修に参加してきました。

 フィジカルアセスメントとは、「急変を予測し見極めて、早期治療に繋げること」です。とくに在宅では、訪問看護師の適切なフィジカルアセスメントによって、『入院を回避する』ということが非常に重要になってきます。

 私たち看護師は訪問すると必ず、体温・血圧・脈・酸素を測定し、肺やお腹を聴診します。足を触ったり、皮膚状態を観察したり、患者様やご家族から最近のご様子を確認します。五感をフル活用して様々な情報を収集し、健康状態を把握しなければなりません。しかし、正しい方法や知識がなければ、適切な判断ができずに、重症や急変のサインを見逃すことにもなりかねません。

 今回の研修では、呼吸器系と消化器系に焦点を当てて、演習やグループワークを通してより理解を深めることができました。とくにグループワークでは、文章の中から患者様の健康状態を予測しどんな対応をするか、といった非常に実践的な内容で、実際に自分が訪問している患者様のことを想像しながら考察することができました。

 患者様やご家族が自宅で不安なく生活できるように、一番身近な医療者である看護師として、正しい方法と知識を用いて今後も訪問看護を行っていきたいと思います。

看護師 木本

 

2020.02.27

『在宅でのフィジカルアセスメント』東京都ナースプラザ研修

 こんにちは、看護師の町田です。
『在宅でのフィジカルアセスメント』の研修を受けてきましたのでご紹介いたします。

 フィジカルアセスメントとは問診で主観的情報を明らかにして、視診、聴診、触診、打診、嗅診で客観的情報を得た後、それらを医学的知識をもとに分析・解釈し、総合的判断を行うことを示します。

 在宅療養者の特徴としては、複数の疾患を併せ持ち、それに伴う苦痛症状を持っているにも関わらず、病院受診が困難なことが挙げられます。そして、安心して苦痛なく家で暮らしたいという思いを持っている方が大多数です。

 一方、在宅療養の環境としては、病院と異なり医師が常駐していないことや、必要な検査をすぐに受けることが出来ないといった特徴があります。

 ここで重要になってくるのが、私達のような訪問看護師の存在です。在宅療養者にとって一番身近な医療者が訪問看護師ではないでしょうか。

 今回の研修では
・フィジカルアセスメントとは何か?
・どのような視点を持つことが大切なのか?
・どのようなことに注意が必要なのか?
・どのような思考過程で情報を整理したらよいのか?
を改めて考えることが出来ました。

 また演習においては、シュミレーターを使用して異常な呼吸音の聞き分けを行ったり、参加同士でお互いに聴診や打診を行うことでより実践に近い状況での演習を行うことが出来ました。

 最も身近な医療者が的確なフィジカルアセスメントを行うことで、状態変化をいち早くキャッチすることや、急変を予測して早期発見・対応することが可能となり、その結果、入院の可能性を減らして在宅療養を継続できることで、QOLの向上に繋がると感じました。

 まずは当院で介入している患者さんのQOLを向上すべく、日々の訪問において常に意識して行こうと思います。

看護師 町田

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