【4月25日(火)19:00 オンライン勉強会】WOCナースによる在宅皮ふ疾患WEBセミナー〜終末期の褥瘡予防ケア〜
こんにちは!経営推進部の前島です。標記の日時にオンライン勉強会の開催がございます。
マルホ株式会社様主催にて、当院ファミリークリニック蒲田の皮膚・排泄ケア認定看護師の野口祥子が登壇予定です。
日々、患者様のご療養のサポートさせていただいてる経験から、どのような褥瘡発生の傾向が見られるのか、どのような予防ケアが望ましいのか等をお話させていただきます。
また、褥瘡予防にも有効な外用薬の継続看護の実際、今後の展望等についてマルホ様にもサポートをいただきながら、皆様と一緒に考えていきたいです。
終末期の褥瘡予防ケア
4月25日(火) 19:00 ~ 20:00
演者:ファミリークリニック蒲田
皮膚・排泄ケア認定看護師 野口祥子
[ 本セミナーに関するお問い合わせ先 ]
マルホ株式会社 エリア戦略推進部 地域連携推進グループ 岡本 一樹様
TEL:080-8530-1595 E-mail:okamura-efe@mii.maruho.co.jp
皆様、是非お気軽にご参加くださいませ。
*看護師、医師、ケアマネージャー、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の皆様、またその他、在宅医療・介護連携に携わるご担当者様向けの内容となります
年末年始の営業体制につきまして
年末年始の営業体制につきまして、お知らせいたします。
*かかりつけの方の緊急時の連絡につきましては24時間・365日対応いたします。
*診療時間外の病状に関するご相談は、当院からお渡しいたしました緊急連絡先にお電話くださいますようよろしくお願いいたします。
【3店舗共通】
ファミリークリニック蒲田
ファミリークリニック品川
ファミリークリニック多摩川
12月29日(木):休日体制(緊急対応は可能)
12月30日(金):休日体制(緊急対応は可能)
12月31日(土):休日体制(緊急対応は可能)
1月 1日(日):休日体制(緊急対応は可能)
1月 2日(月):休日体制(緊急対応は可能)
1月 3日(火):休日体制(緊急対応は可能)
1月 4日(水) ~ 定期訪問診療開始
以上でございます。
何卒よろしくお願いいたします。
医療法人社団 双愛会
ファミリークリニック蒲田
ファミリークリニック品川
ファミリークリニック多摩川
~管理栄養士とWOCの連携について~月刊*ファミクリWOCかわら版4月号_vol.18
WOC(ウォック)とは、褥瘡をはじめあらゆる創傷とストーマ、失禁分野について専門性の高い看護を実践できる看護師の通称です
2022年4月(Vol.18)
新年度が始まりました🌸今回は、当院の管理栄養士、青山祐子さんの登場です!
青山さんとは在宅の褥瘡保有患者さんの情報を共有し、少しでも改善するように日々検討しています。
1.在宅患者訪問褥瘡管理指導をおこなった結果
当院では2021年4月より『在宅患者訪問褥瘡管理指導』を行っています。
(詳細はこちらのブログもどうぞ→ 在宅患者訪問褥瘡管理指導を始めます)
d2( 真皮までの損傷 )以上の褥瘡がある方を対象に医師、管理栄養士、WOCがチームを組んで褥瘡対策に取り組むものです。今回は1年間の取り組み状況、実際の指導内容の紹介をしたいと思います。
この1年間で在宅患者訪問褥瘡管理指導を行った方は7名でした。
褥瘡がある方は、元々の病状が深刻な方や栄養状態が悪い方も多いため、全員が治るというわけではありませんが、改善に向かった方、治癒した方は3名いました。
カンファレンスは2〜3ヶ月に1回行います。その間にも毎月、医師・認定看護師・管理栄養士がそれぞれ訪問指導を行っています。褥瘡のケアはご家族だけでは不安なことや分からないことが多いと思います。いろいろな専門職に相談しやすい状況になるため、患者様・ご家族様の安心にもつながるものと思っています。
以下に実際のカンファレンスの場面を紹介します。
医師と管理栄養士、WOCの意見をまとめた指導内容を患者様やご家族、関係職種へ提示しています。
2.カンファレンス、指導内容例
【研修案内】 4月20 日(水)19:00 ~20:00
QRコードからお申込みをどうぞ →
マルホ㈱主催 第3回WOCナースによる在宅皮膚疾患WEBセミナー
「スキントラブルのリスクが高い高齢者の皮膚の特徴とスキンケア」
陽だまり訪問看護ステーション 大泉サテライト 皮膚・排泄ケア認定看護師 永治雄太先生
お問い合わせやご相談など、お気軽に下記のLINEから頂けると幸いです !(^^)!
お写真によるWOC相談も承ります!!「友だち追加」QRコードから読取をお願いします。
医療法人社団 双愛会
ファミリークリニック蒲田・品川・多摩川
野口祥子(のぐちやすこ)
皮膚・排泄ケア認定看護師
mail:y.noguchi@twinheartmedical.com
当法人における新型コロナウイルス感染症対策について
平素より格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。新型コロナウイルス感染症の影響で大きく変化する中、今後の拡大防止につながりますよう当法人の取組みをお知らせいたします。
本取組みを遵守しつつ、原則通常通りの訪問医療(訪問診療・訪問看護等)をご提供いたします。
1.密集の状態を避けるため、一部職員のテレワークや分散勤務、直行直帰勤務を行っております。
2.出勤する全ての職員対象にマスクの着用、検温と問診(感冒症状の有無)を行っております。
3.アルコール手指消毒が不足しているため、訪問先の自宅等では診察前後の手洗い場の提供をお願いします。(ペーパータオルを持参します)
4.発熱している場合、感冒症状(咳、鼻水、のどの痛みなど)がある場合は飛沫感染予防として、マスクの着用をお願いします。診察の際は部屋の換気を良くし、一定の距離を置いて診療を行います。職員との会話は必要最小限とさせて頂いております。
5.症状に応じて、手袋・ガウン・ゴーグル等を装着して診療を行います。その際に発生した医療廃棄物(ゴミ)は自治体の指示に従い自宅での処分をお願いすることがあります。
なお、新型コロナウイルス感染症の疑いがあると医師が判断した場合は、診察・検査を行うことができません。最寄りの保健所あるいは厚生労働省都道府県の電話相談センターに電話で相談し、指示を受けていただきます。
6.衛生材料(ガーゼ、アルコール綿など)の流通に障害が発生しています。当院より定期的な衛生材料の支給を受けている患者様におかれましては、欠品により支給制限等を行う可能性があります。大変ご迷惑をお掛けいたしますが、ご容赦いただきますようお願い申し上げます。
7.すでに当院のかかりつけ患者であって、新型コロナウイルスと診断された患者様、濃厚接触者となった患者様に関しては、在宅療養を継続する場合であっても当法人の全ての訪問医療(訪問診療・訪問看護等)を一時中止します。
8.当法人の職員が新型コロナウイルスと診断されるか濃厚接触者となった場合は保健所等の指示に従い訪問医療を一時中止する可能性があります。
ご理解とご協力のほど、何卒宜しくお願い致します。
言語聴覚士の仕事紹介について
こんにちは。言語聴覚士の小杉です。
今回は言語聴覚士の仕事についてをご紹介します。
言語聴覚士は英語でSpeech-Language-Hearing Therapist と言われており、STと略されています。言語聴覚士の仕事は、言語、聴覚、音声、認知、発達、高次脳機能、摂食・嚥下に関するリハビリを行うことになります。
言語聴覚士が働いている分野は大きく3箇所あります。
①病院やクリニック等のリハビリテーション分野
脳血管疾患や神経難病、癌の術後、肺炎など、罹患後のリハビリを提供する分野になります。主には、失語症や構音障害等のコミュニケーションのリハビリ、また摂食・嚥下障害等の食べるためのリハビリ、また脳血管疾患等による高次脳機能障害(注意力・記憶力・遂行機能等)のリハビリを行っています。
②聴覚分野
補聴器のフィッティングや人工内耳等の使用による、機器類の調整などを行っている。
高齢になると、耳が聞こえにくくなる難聴となるケースがあります。高音域の音が聞こえづらくなり(代表的なもので言えば体温計の通知音)、人との会話も聞こえづらくなる方もいらっしゃいます。その場合、集音器や補聴器を使用することが検討されます。
補聴器がより生活に馴染んで使うようになりためには、どの音を大きくし、どの音を小さめにするのかの調整(フィッティング)が必要になってきます。眼鏡よりも複雑な調整になるため、購入したが、うるさくて使ってないという方も時々耳にすることがあります。
分野的には耳鼻咽喉科に所属されることもあり、嚥下機能の評価を行っている場合もあると聞いたことがあります。
③小児の発達の分野
未熟児や難病による身体不自由児の言語発達に対する指導として療育や教育機関で働いています。
脳性麻痺や神経難病等により、コミュニケーション機能や嚥下面のフォローをされている事に加え、発達障害の分野でも活躍されている方がいます。
健常児でも、どもってしまう吃音(きつおん)や、特定の音がひずんでしまう構音障害など、就学前に練習をされることが多いです。言葉のリハビリを実施する目安は5歳前後と言われています。発達状況に合わせてのリハビリとなります。
子供の発達障害については、3歳児健診や就学児健診でスクリーニングされることが多いです。実際の健診会場には言語聴覚士はいませんが、その後のフォローとして紹介された先にいることが多いです。発達面に不安のある方は、保健所等で相談をいただくと、紹介していただけると思います。
さて、当院での言語聴覚士の仕事は、ご紹介をした①のリハビリテーションの分野となります。当院は訪問リハビリになりますので、介護保険、医療保険での介入となります。
病院で行っていたリハビリの継続や、進行疾患などの予防のためのリハビリとしてご活用いただけたらと思います。
また、小児に関するリハビリにつきましては、療育の先生の指導に基づき、日常的なフォローが必要な場合に介入させていただくことが出来ますので、個別にご相談下さい。
これから具体的に、どのような方が対象となってくるのか、何回かに分けてご紹介していきたいと考えております。
訪問リハビリテーションに興味のある方は
理学療法士 原田までご連絡ください
s.harada@twinheartmedical.com
【理事長インタビュー】〈もしバナゲーム〉を利用したACP研修会の開催
こんにちは、事務局長の清水です。
本日はACP(Advance Care Planning)についてお話を伺っていきたいと思います。
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伊谷野:
本日のテーマはACPについてですね。
ーーーーはい。まずはACPとは何かという点から教えてください。
伊谷野:
ACP(Advance Care Planning)とは、
将来の変化に備え、
将来の医療及びケアについて、
患者さんを主体に、
そのご家族や近しい人、医療・ケアチームが、
繰り返し話し合いを行い、
患者さんの意思決定を支援するプロセスのことを言います。
厚生労働省が「人生会議」と名称付け、2019年11月に啓発用ポスターを作製したことで話題になったことも記憶に新しいのではないでしょうか。
誰でも、いつでも、命に関わる大きな病気や怪我をする可能性があります。
そのため、自分自身で前もって考え、周囲の人たちと話し合い、本人が望む医療やケアのことを共有することが重要です。
そして、心身の状態に応じて意思は変化することがあるため、何度でも繰り返し考え、その話し合いを重ねる過程を大切にしていきましょうという取組みになります。
ーーーーなるほど、概念を理解しました。その活動のひとつとして〈もしバナゲーム〉があるということでしょうか。
伊谷野:
そうですね。
当院のACPの普及活動のひとつとして、〈もしバナゲーム〉の勉強会への参加があります。
他の医療機関が開催した会に参加させていただいたこともありましたし、当院主催で地域の医療介護事業所向けに〈もしバナゲーム〉を用いたACP勉強会の開催もしました。
そのときの参加者の職種は、看護師とケアマネジャーが多かったですね。
参加者からは「〈もしバナゲーム〉を利用する事で自らを振り返る良いきっかけになった。」「是非担当の患者さんや家族とこの〈もしバナゲーム〉を使いたい。」という嬉しい声をいただきました。
ーーーー今後の活動で考えていることを教えてください。
伊谷野:
地道ですが、まずは地域の医療・介護職を中心にACPを身近に感じ、少しでも知ってもらう事が目的ですね。
〈もしバナゲーム〉がきっかけになればと少数や複数グループの実施など、大小で勉強会を開催していきたいと思います。
地域の居宅介護事業所や訪問看護ステーションなどからも各事業所のスタッフの間でゲームを行いたいとご希望がありましたので順次開催していきたいです。
医療職・介護職スタッフの間で〈もしバナゲーム〉を利用したACPが浸透することで、いずれそのスタッフと関わりのある地域の住民の方々に広く浸透することを期待しています。
医療・介護の現場においてACPはまだあまり実施されていないと言われています。
時間的制約がありつつも、どのように実践していくかという取組みは意義があると思っています。
また当院の在宅緩和ケアセンター長である田代医師より「がん終末期の患者さんに対してACPを実施することはなかなか難しい。他の医療機関の事例も極端に少ない」という意見もありました。
在宅緩和ケアを受ける段階は、時期として遅すぎるのではないかという意見もあり、たしかにACPを行うタイミングを見極めることに課題があると思います。
ACPは大切な取組みであることに間違いはありませんので、早いタイミングで実施していくことも重要です。
そのきっかけとして〈もしバナゲーム〉はゲーム感覚で気軽に実施でき、地域社会にACPを普及させるツールとして非常に有用な手段です。
これからも終末期医療を行う上でACP(Advance Care Planning)により事前に本人の意思表示することがますます重要になってくるといえます。
患者さんの人生観や価値観、希望に沿った、将来の医療及びケアを具体化することを目標に、より良い終末期医療を実践するため〈もしバナゲーム〉を活用してACPの普及を試みていきたいと思います。
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本日のインタビューは以上です。
▼在宅緩和ケアセンターへのお問い合わせはこちら
医療法人社団 双愛会
事務局長 清水 雄司
y.shimizu@twinheartmedical.com