新着情報

2020.07.23

新型コロナウイルス感染症と共生する在宅認知症ケア

2020.07.22

認知症の心理・行動 医師ブログ~BPSD(認知症の心理・行動的問題)について~

2020.06.16

対談ブログ~ファミリークリニックのコンセプト『在宅の総合病院』とは何か? 医師 高橋 × 理事長 伊谷野~

2020.06.03

在宅認知症センターについてのご案内

2020.06.01

2020年6月1日 医療法人社団 双愛会 ファミリークリニック多摩川を新規開院しました

2020.04.21

対談ブログ~新型コロナウイルス感染症と廃用症候群(生活不活発病) 医師 高橋 × 理事長 伊谷野~

2020.04.01

当法人における新型コロナウイルス感染症対策について

 平素より格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。新型コロナウイルス感染症の影響で大きく変化する中、今後の拡大防止につながりますよう当法人の取組みをお知らせいたします。
本取組みを遵守しつつ、原則通常通りの訪問医療(訪問診療・訪問看護等)をご提供いたします。

1.密集の状態を避けるため、一部職員のテレワークや分散勤務、直行直帰勤務を行っております。

2.出勤する全ての職員対象にマスクの着用、検温と問診(感冒症状の有無)を行っております。

3.アルコール手指消毒が不足しているため、訪問先の自宅等では診察前後の手洗い場の提供をお願いします。(ペーパータオルを持参します)

4.発熱している場合、感冒症状(咳、鼻水、のどの痛みなど)がある場合は飛沫感染予防として、マスクの着用をお願いします。診察の際は部屋の換気を良くし、一定の距離を置いて診療を行います。職員との会話は必要最小限とさせて頂いております。

5.症状に応じて、手袋・ガウン・ゴーグル等を装着して診療を行います。その際に発生した医療廃棄物(ゴミ)は自治体の指示に従い自宅での処分をお願いすることがあります。
なお、新型コロナウイルス感染症の疑いがあると医師が判断した場合は、診察・検査を行うことができません。最寄りの保健所あるいは厚生労働省都道府県の電話相談センターに電話で相談し、指示を受けていただきます。

6.衛生材料(ガーゼ、アルコール綿など)の流通に障害が発生しています。当院より定期的な衛生材料の支給を受けている患者様におかれましては、欠品により支給制限等を行う可能性があります。大変ご迷惑をお掛けいたしますが、ご容赦いただきますようお願い申し上げます。

7.すでに当院のかかりつけ患者であって、新型コロナウイルスと診断された患者様、濃厚接触者となった患者様に関しては、在宅療養を継続する場合であっても当法人の全ての訪問医療(訪問診療・訪問看護等)を一時中止します。

8.当法人の職員が新型コロナウイルスと診断されるか濃厚接触者となった場合は保健所等の指示に従い訪問医療を一時中止する可能性があります。

ご理解とご協力のほど、何卒宜しくお願い致します。

2020.04.01

言語聴覚士の仕事紹介について

こんにちは。言語聴覚士の小杉です。

今回は言語聴覚士の仕事についてをご紹介します。

言語聴覚士は英語でSpeech-Language-Hearing Therapist と言われており、STと略されています。言語聴覚士の仕事は、言語、聴覚、音声、認知、発達、高次脳機能、摂食・嚥下に関するリハビリを行うことになります。

言語聴覚士が働いている分野は大きく3箇所あります。
①病院やクリニック等のリハビリテーション分野
 脳血管疾患や神経難病、癌の術後、肺炎など、罹患後のリハビリを提供する分野になります。主には、失語症や構音障害等のコミュニケーションのリハビリ、また摂食・嚥下障害等の食べるためのリハビリ、また脳血管疾患等による高次脳機能障害(注意力・記憶力・遂行機能等)のリハビリを行っています。

②聴覚分野
 補聴器のフィッティングや人工内耳等の使用による、機器類の調整などを行っている。
 高齢になると、耳が聞こえにくくなる難聴となるケースがあります。高音域の音が聞こえづらくなり(代表的なもので言えば体温計の通知音)、人との会話も聞こえづらくなる方もいらっしゃいます。その場合、集音器や補聴器を使用することが検討されます。
補聴器がより生活に馴染んで使うようになりためには、どの音を大きくし、どの音を小さめにするのかの調整(フィッティング)が必要になってきます。眼鏡よりも複雑な調整になるため、購入したが、うるさくて使ってないという方も時々耳にすることがあります。
 分野的には耳鼻咽喉科に所属されることもあり、嚥下機能の評価を行っている場合もあると聞いたことがあります。

③小児の発達の分野
 未熟児や難病による身体不自由児の言語発達に対する指導として療育や教育機関で働いています。
 脳性麻痺や神経難病等により、コミュニケーション機能や嚥下面のフォローをされている事に加え、発達障害の分野でも活躍されている方がいます。
 健常児でも、どもってしまう吃音(きつおん)や、特定の音がひずんでしまう構音障害など、就学前に練習をされることが多いです。言葉のリハビリを実施する目安は5歳前後と言われています。発達状況に合わせてのリハビリとなります。
 子供の発達障害については、3歳児健診や就学児健診でスクリーニングされることが多いです。実際の健診会場には言語聴覚士はいませんが、その後のフォローとして紹介された先にいることが多いです。発達面に不安のある方は、保健所等で相談をいただくと、紹介していただけると思います。

さて、当院での言語聴覚士の仕事は、ご紹介をした①のリハビリテーションの分野となります。当院は訪問リハビリになりますので、介護保険、医療保険での介入となります。
病院で行っていたリハビリの継続や、進行疾患などの予防のためのリハビリとしてご活用いただけたらと思います。
また、小児に関するリハビリにつきましては、療育の先生の指導に基づき、日常的なフォローが必要な場合に介入させていただくことが出来ますので、個別にご相談下さい。
これから具体的に、どのような方が対象となってくるのか、何回かに分けてご紹介していきたいと考えております。

訪問リハビリテーションに興味のある方は
理学療法士 原田までご連絡ください
s.harada@twinheartmedical.com

 

2020.03.31

【理事長インタビュー】〈もしバナゲーム〉を利用したACP研修会の開催

こんにちは、事務局長の清水です。
本日はACP(Advance Care Planning)についてお話を伺っていきたいと思います。

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伊谷野:

本日のテーマはACPについてですね。

ーーーーはい。まずはACPとは何かという点から教えてください。

伊谷野:
ACP(Advance Care Planning)とは、
将来の変化に備え、
将来の医療及びケアについて、
患者さんを主体に、
そのご家族や近しい人、医療・ケアチームが、
繰り返し話し合いを行い、
患者さんの意思決定を支援するプロセスのことを言います。

厚生労働省が「人生会議」と名称付け、2019年11月に啓発用ポスターを作製したことで話題になったことも記憶に新しいのではないでしょうか。

誰でも、いつでも、命に関わる大きな病気や怪我をする可能性があります。

そのため、自分自身で前もって考え、周囲の人たちと話し合い、本人が望む医療やケアのことを共有することが重要です。
そして、心身の状態に応じて意思は変化することがあるため、何度でも繰り返し考え、その話し合いを重ねる過程を大切にしていきましょうという取組みになります。

ーーーーなるほど、概念を理解しました。その活動のひとつとして〈もしバナゲーム〉があるということでしょうか。

伊谷野:
そうですね。
当院のACPの普及活動のひとつとして、〈もしバナゲーム〉の勉強会への参加があります。

他の医療機関が開催した会に参加させていただいたこともありましたし、当院主催で地域の医療介護事業所向けに〈もしバナゲーム〉を用いたACP勉強会の開催もしました。
そのときの参加者の職種は、看護師とケアマネジャーが多かったですね。

参加者からは「〈もしバナゲーム〉を利用する事で自らを振り返る良いきっかけになった。」「是非担当の患者さんや家族とこの〈もしバナゲーム〉を使いたい。」という嬉しい声をいただきました。

ーーーー今後の活動で考えていることを教えてください。

伊谷野:
地道ですが、まずは地域の医療・介護職を中心にACPを身近に感じ、少しでも知ってもらう事が目的ですね。
〈もしバナゲーム〉がきっかけになればと少数や複数グループの実施など、大小で勉強会を開催していきたいと思います。

地域の居宅介護事業所や訪問看護ステーションなどからも各事業所のスタッフの間でゲームを行いたいとご希望がありましたので順次開催していきたいです。
医療職・介護職スタッフの間で〈もしバナゲーム〉を利用したACPが浸透することで、いずれそのスタッフと関わりのある地域の住民の方々に広く浸透することを期待しています。

医療・介護の現場においてACPはまだあまり実施されていないと言われています。
時間的制約がありつつも、どのように実践していくかという取組みは意義があると思っています。

また当院の在宅緩和ケアセンター長である田代医師より「がん終末期の患者さんに対してACPを実施することはなかなか難しい。他の医療機関の事例も極端に少ない」という意見もありました。
在宅緩和ケアを受ける段階は、時期として遅すぎるのではないかという意見もあり、たしかにACPを行うタイミングを見極めることに課題があると思います。

ACPは大切な取組みであることに間違いはありませんので、早いタイミングで実施していくことも重要です。
そのきっかけとして〈もしバナゲーム〉はゲーム感覚で気軽に実施でき、地域社会にACPを普及させるツールとして非常に有用な手段です。

これからも終末期医療を行う上でACP(Advance Care Planning)により事前に本人の意思表示することがますます重要になってくるといえます。
患者さんの人生観や価値観、希望に沿った、将来の医療及びケアを具体化することを目標に、より良い終末期医療を実践するため〈もしバナゲーム〉を活用してACPの普及を試みていきたいと思います。

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本日のインタビューは以上です。

▼在宅緩和ケアセンターへのお問い合わせはこちら
医療法人社団 双愛会
事務局長 清水 雄司
y.shimizu@twinheartmedical.com

2020.03.12

「緩和ケア領域で活躍する現任のMSWと対象とした緩和ケアセミナー」に参加して参りました

 皆さまこんにちは。

 地域連携室 相談員の小島です。

 先日に行われた「緩和ケア領域で活躍する現任のMSWと対象とした緩和ケアセミナー」に参加して参りました。

MSWとは、メディカル(医療)ソーシャルワーカーと呼ばれる、いわゆる医療現場における福祉の専門職で、病気を患った患者様やそのご家族を社会福祉の立場からサポートする職種のことを言います。

 今回のセミナーでは医療現場をさらに緩和ケア領域に絞り込み、私たちMSWがどのような役割を担っていくべきかを概論を学びながら見出し、更に具体的に「SMART」というソーシャルワークの質向上プログラムを使ったグループワーク行ないました。

 緩和ケア目的の中には、『多面的な苦痛を予防し和らげることを通して、患者様やそのご家族のQOL(Quality of Life:生活や生命の質)を向上させること』が挙げられます。様々な苦痛がある中で特に痛みや不安に目がいきがちですが、苦痛は以下の4つに分類されます。

①身体的苦痛:痛み他、身体状況・日常生活動作の支障

②精神的苦痛:不安、苛立ち、うつ状態

③社会的苦痛:経済的な問題、仕事上の問題、家庭内の問題

④スピリチュアルな苦痛:生きる意味への問い、死への恐怖、自責の念

 私たちMSWは対人援助を基本とし、社会保障や福祉の知識をもって、患者様やご家族の不安の聞き取りや社会的問題の対応、自己決定のサポートを行なうことを求められています。訪問診療という場ではなかなか患者様やご家族と直接お会い出来る機会がないため、自分はまだまだ役割を担いきれていない部分を痛感しました。

 そこで「SMART」というソーシャルワークの質向上プログラムでのグループワークでは、私達MSWを知って頂くということをテーマに掲げ、訪問診療の場で働くMSWと共に考察しました。

 そこでまとめたファミリークリニックでのMSWの取り組みをここに掲載させて頂きます。

 まず、ファミリークリニックでは週に1回、緩和ケアチームでのカンファレンスを実施しています。そこでは医師や看護師から病状のことをはじめ、患者様やご家族からのことば、ご様子などが共有されます。その場にMSWも参加し、情報から真の想いを探り、医療面以外でご提案できることが有れば情報を共有しています。実際に介護保険申請や緩和ケア病棟のご説明などを患者様にさせて頂いたケースもあります。

 またご自宅で行なわれるカンファレンスやサービス担当者会議等にも出向かせて頂き、直接お話をできる機会を作っています。

 患者様を支えるのは医療職だけではありません。福祉で携わるケアマネジャー、ヘルパーなどとも情報を共有し、安心安楽にご自宅で過ごして頂けるよう、多職種で連携するための連絡調整の役割も担っています。

 ファミリークリニックでは様々な職種がチームとなって対応しています。

直接私たちMSWに不安や苦痛をご相談頂くことも可能ですが、普段なかなか直接お会いしていないMSWに、自分の想いを語るということは、誰もが抵抗を感じることと思います。普段から訪問させて頂いているスタッフに想いを伝えて頂くことで、チームで共有し、対応させ頂くことも可能です。

 様々な研究の中には、生存期間よりも自分らしく生きることを求めた方がQOL(生活や生命の質)が上がると言われています。

「こんなこと言ってもいいのだろうか」ということでも、まずはその想いを聞かせてください。ファミリークリニックでは患者様1人ひとりの想いに寄り添った医療の提供をチームで行なって参ります。

今回のセミナーで改めて痛感したMSWとしての役割を実践できるよう、様々な職種と協働して患者様やご家族のQOLを向上出来るお手伝いをして参りたいと強く感じました。

地域連携室 相談員
小島

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