お知らせ・ブログ

2019.11.19

【勉強会報告】在宅医療クリニックの採用活動

こんにちは、事務局長の清水です。
先日、民間企業の某社にて『在宅医療クリニックの採用活動』についての勉強会講師を務めました。

人事の役割はざっくりと、採用・配置・教育・評価などが挙げられ、制度設計から実行まで多岐に渡ります。

その中でも採用活動は他の企業や医療機関と同様、当院でも重要な位置付けとして注力しており、昨年度から数えて医師だけでも10名以上の入職(来年4月予定含む)があります。
また、在宅医療の特性上、医師数の増加に伴い多職種の採用活動も必要で、色々な職種の方と関わらせていただいています。

おかげさまで現在は、土台となる総合診療科に加えて、在宅緩和ケアチームの発足や精神・認知症、リハビリテーションなど、地域に安心をご提供できる領域が増えてきました。

大前提としては採用は各々の組織で最適解を導き出すしかないものだと思いますし、ファミリークリニック自体が中長期的に見てもまだまだこれからという試行錯誤中の組織ではありますが、折角の機会なのでお伝えできることはアウトプットしていこうと今回登壇させていただいた経緯になります。

勉強会自体は試しにグループワークも取り入れまして、このメニューから満足度の高いフィードバックもいただけたので嬉しい限りです。
日頃の地域連携会に参加させていただいた内容から、このような場でも活かせてきています(^^)

▼ご参加いただいた方の感想を記載いたします。
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・内容はもちろんですが、特にグループワークが素晴らしく、
 ワークを通じて、法人への理解が深まると同時に、自分たちの役割も整理されました。
・クリニック(法人)の強み・理念がよく理解できました。
 在宅医療機関の採用活動において知るべき観点の学びにもなりました。
・医療方針や、経営方針などを理解することは、
 サービスを提供する上で雲泥の差がでると思ったので良い機会でした。
・実際、医療機関がどのような思いで日々の診療に取り組んでいるかは、電話・メールだけではどうしても計り知れません。
 今回の勉強会を通じて、まるで自分が医療従事者のような気持ちになるくらいのインパクトがありました。
・とても楽しくもあり、情報も多く学びの多い時間となりました!ありがとうございました。
・在宅医療の現状と採用担当者側の本音を聞ける良い機会になったと思います。

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また機会があれば、このような取組みにもチャレンジしていければと思います。

▼当院の採用活動にご興味のある方は下記にご連絡ください。
医療法人社団 双愛会
事務局長 清水 雄司
y.shimizu@twinheartmedical.com
当院のスタッフ紹介はこちらです
当院の採用情報はこちらです

2019.11.18

患者様のご家族からお手紙をいただきました~ファミリークリニック品川~

こんにちは、ファミリークリニック品川の地域連携室 中川です。
ファミリークリニック品川は昨年6月に開院し、ようやく1年半を迎えようとしています。

大田区とは行政との関わり方なども微妙に異なり試行錯誤の1年半でしたが
病院やケアマネジャーさんからのご紹介に支えられ順調に患者様も増えてまいりました。
ありがとうございます!!

地域的に昭和大学病院やがん研有明病院からのご紹介も多く
医療依存度の高い患者さんが多い印象があります。

本日は先月ご逝去された患者様のご家族からのお手紙をご紹介させていただきます。


お手紙画像掲載のご了承をいただきました。素敵なお手紙をありがとうございます。

今後も患者様ご本人やご家族様が安心して自宅で過ごす事が出来るようお手伝いをさせていただきたいと思っております。

これからもファミリークリニック品川をよろしくお願いいたします!

ファミリークリニック品川
地域連携室
中川 美弥子

2019.11.14

🍙栄養豆知識〜『日本CKDチーム医療研究会』研修報告〜🍙

こんにちは、ファミリークリニックの管理栄養士 青山です。

管理栄養士は免許がとれたら大丈夫ということではなく、日々勉強!
私が勉強会に参加し、学んだことやびっくりしたこと、面白かったことなどご紹介したいと思います。

今回は『日本CKDチーム医療研究会』に参加してきました。

慢性腎臓病(CKD)の方に多職種(チーム)で関わった症例報告や、最新の治療や研究の状況の報告などがありました。

腎臓が悪くなると他の臓器や器官にも影響が出て、他の病気にも影響がでます。
腎臓機能の悪化を防ぎ、透析導入を減らすことが課題です。
食事療法で食事や栄養面からポートしていくこと、他の専門職と協力していくことの重要性を改めて感じました。

治療や病態の事や研究報告など多くのことを学ぶいい機会になりましたが、その中でも驚いたのは、腎障害と認知症の関連です。
『eGFRが10下がると認知症のリスクが10%上がる!』そうです。
また、ラットの実験ですが、塩分摂取量を多くしたラットは腎機能が低下し、認知症にもなったとのこと・・・。
減塩をすることが腎臓を守るだけでなく認知症の予防にもつながる可能性があるとは驚きました。

また、CKDチームの取り組みの報告の中で、看護師と管理栄養士が生活・食事に関連した同時指導を行った例ではリピート率がとても高いという話もありました。
チームで関わることで患者様の満足度もあがり、治療を継続しやすくなるのでしょう。
病院の中だけではなく、地域でもチームで患者様の治療に取り組んでいけたらと思っています。

管理栄養士
青山 祐子

2019.11.11

【訪問リハ】リンパ浮腫治療講習会ブラッシュアップセミナーに参加しました。

こんにちは。作業療法士の吉田優子です。

11月9日(土)に東京医療専門学校にて【リンパ浮腫治療講習会ブラッシュアップセミナー】講習に参加しました。

専門学校の系列であるベテル南新宿診療所で実際にリンパ浮腫の治療にあたっているセラピストより、
①高齢者の訪問でのリンパ浮腫治療の実際
②終末期浮腫のむくみケア
③通院治療の実際
④症例検討
について講義を受けました。

高齢者の特に下肢に対するリンパ浮腫は、単純にリンパ浮腫だけではなく、
リンパ浮腫+廃用性浮腫
リンパ浮腫+静脈性浮腫
リンパ浮腫+廃用性浮腫+静脈性浮腫といろいろな浮腫が混在しているのが特徴です。

訪問の現場というのは私も常に痛感していますが、物品がたくさんあるわけではないので、少ない材料でいかに適切な圧迫圧と適切な運動を24時間、365日継続することができるかどうかが要になってくるとのことでした。

「障害高齢者の日常生活自立度判定基準」に当てはめて弾性ストッキングや包帯、運動療法を選択していくとわかりやすく、また、キーパーソン不在の環境下でお一人で弾性包帯やストッキングを利用する際に介護に携わる他職種と連携をどのようにとるべきか先生の経験談をお聞きすることができ、大変参考になりました。

在宅でのリンパ浮腫治療の成功の鍵は、
・家族と介護者の協力
・無理のない治療計画
・シームレスかつスムースな連携
だそうです。
これはリンパ浮腫の治療に限ったことではなく、訪問リハビリの現場では他のどの方にも必要不可欠なことだと思います。

まだまだリンパ浮腫の治療自体、治療者も患者さんも知識に乏しい分野で理解が得られにくい部分がありますが、私自身も一人でも多くの方に、リンパ浮腫とうまく付き合って生活をしていく方法を発信できるようになれたらと思いました。

リハビリ 作業療法士 吉田優子

2019.10.23

日本緩和医療学会の認定研修施設について

今月よりファミリークリニック蒲田は、日本緩和医療学会の認定研修施設になりました。

『質の高い緩和医療を社会に普及させていく』という学会の方針は、当法人としても取り組むべき内容です。
患者様・ご家族様や連携先の従事者様を含めまして、地域に安心をお届けできればと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。

▼緩和ケアの勉強会も開催しております。ご希望の方は下記アドレスまでご連絡ください。
医療法人社団 双愛会
事務局長 清水 雄司
y.shimizu@twinheartmedical.com

2019.10.21

『緩和ケアと在宅医療』10月15日(火)地域連携会を実施しました

『緩和ケアと在宅医療』10月15日(火)地域連携会を実施しました。

当日は、ケアマネジャー、看護師、薬剤師、理学療法士、医師など様々な職種の方、100名を超える方にご参加いただきました。

お忙しい中ご参加くださいました皆様には心から御礼申し上げます。

【ご参加者から当日のご感想をいただきました】
*病院、訪問看護ステーション、居宅介護事業所より、様々な職種の方から当日のご感想をいただいております。
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ここまで在宅医療のできていることにびっくりしています。
こういう形で受け入れをしてもらえると病院側としてはとても助かります。
しかし、まだまだ病院の医療従事者は在宅に対して理解していない人がいます。
どうか、今日の様な研修をぜひ病院でも。
病院の医療従事者が研修できる機会があれば、もっと在宅への移行がスムーズにできると思います。
今日、本当に勉強になりました。ありがとうございました。

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コンセプト・理念が素晴らしいと思います。今後とも頼りにしております。

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ターミナル患者さんを紹介させていただくことが多いです。
短時間で調整をしなければいけない時も、すぐに対応していただけるので助かります。
また、退院前カンファレンスにもDr、Ns、SWなど多職種で参加していただけるので、
ご家族・患者さん本人の不安の軽減につながっています。

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とても興味深いお話でした。
2025年問題として、在宅で最期を迎えられるサポートができるシステムが作れることはすごく大事なことだと思いました。

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緩和ケアについての復習することができたので知識の再確認ができました。
訪問看護に携わって間もないので、双愛会さんの取組みを知ることができてよかったです。
今後症例が増えたら、具体的な症例についての対応なども知りたいと思いました。

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在宅緩和ケアという内容での家族を第二の患者と思いましょうという部分が、
在宅にいる際はひしひしと感じます。
色々な職種の方が入ることで、良い在宅生活が送れると感じました。
今後の活躍に期待しております。

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事業所の理念が素晴らしかったです。
1人1人の利用者様や家族を大切に地域でなくてはならない頼れる存在になっていかれるのだろうなと。

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当院でもがん患者を多く見ており、
在宅へ退院したいという思いを患者さんが持っていても家族の受け入れ状況や独居などで厳しい状況もある。
そんな中でチームで介入してもらうことで
患者の思いに寄り添い少しでも在宅で過ごせるようにできるのではないかと思いました

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病院でやるべきこと、やっておいたほうが良いことなど、
在宅へつないでいくことを共有し、継続したケアが可能となると思う。
患者や家族へのケアが、地域でチームで実践できることにつながっていくと思う。

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『成長できる連携』をキーワードに地域にとってのより良い連携を目指していければと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

▼事業所同士で勉強会も行っております。事業所形態は問いません。
 ご相談は下記メールアドレスまでご連絡ください。
医療法人社団 双愛会
事務局長 清水 雄司
y.shimizu@twinheartmedical.com

2019.10.17

🍙訪問栄養指導とは~在宅医療の管理栄養士ブログ~

こんにちは、ファミリークリニックの管理栄養士 青山です。

「在宅医療で管理栄養士は何を行っているの??」

そのような疑問にお応えすべく、地域の皆さんに管理栄養士のことを知っていただければと思いますので、当ブログでご紹介いたします。

ファミリークリニックでは『訪問栄養指導』を行っています。
まずは訪問栄養指導についてご説明いたします。

<訪問栄養指導とは>
在宅で療養を行っていて通院が困難な方に、管理栄養士が訪問してその方に合わせた食事の指導・提案を行います。
基本的な治療食のお話もしますが、ご自宅に訪問して、一人ひとりの生活に合わせた食事のとり方のご提案をさせていただきます。

栄養指導可能な対象疾患は糖尿病や心疾患などに加え、低栄養やがん、嚥下障害でも指導が可能な場合があります。

体力の低下や急激な体重減少(増加)、咽ることが増えたなど食事や栄養面で気になることがありましたら、一度当院へご相談ください。
*現状は当院の訪問診療とセットで訪問栄養指導を行っています。

食べること、栄養に関することのご支援をいたします。
よろしくお願いいたします。

管理栄養士
青山

2019.10.09

『緩和ケアと在宅医療』10月15日(火)地域連携会の準備風景

来週、10月15日(火)19時~@アプリコ開催予定の地域連携会。

今回は『緩和ケアと在宅医療』をテーマにいたします。
おかげさまで定員の100名を超える参加者の方にお申し込みいただきました。
ありがとうございます。

ただいま準備中

ご参加をご希望される方はメールもしくは、
こちらのフォームからも申し込みいただけます。

当日はよろしくお願いいたします。

医療法人社団 双愛会
事務局長 清水 雄司
電話番号:03-5480-1810
y.shimizu@twinheartmedical.com

2019.09.19

『緩和ケアと在宅医療』10月15日(火)ファミクリ秋の地域連携会のお知らせ

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10月15日(火)に秋の地域連携会を開催いたします。
ファミクリ地域連携会
~緩和ケアと在宅医療~
・緩和ケアの”これまで”と”これから”
・病院の緩和ケアと在宅の緩和ケア
・在宅緩和ケアチームと地域連携

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理事長 伊谷野 克佳
品川院 院長 三原 良孝
総合診療科 小沼 修太
総合診療科   高良 憲一
総合診療科   浅井 翔太
総合診療科 緩和ケア科 田代 雅紀(登壇者)

◆緩和ケアと在宅医療
参加費:無料
定員:100名

2019年10月15日(火)
 19:00 ー 20:00
 *懇親会もあります 20:00ー

会場:
大田区民ホール・アプリコ B1F 展示室
大田区蒲田5-37-3

ご参加をご希望される方はメールもしくは、
こちらのフォームからも申し込みいただけます。

医療法人社団 双愛会
事務局長 清水 雄司
電話番号:03-5480-1810
y.shimizu@twinheartmedical.com

2019.09.10

作業療法士 横井が描く三原医師

絵:作業療法士 横井

クリエーター 作業療法士の横井が
ファミリークリニック品川の三原院長を描きました。

三原院長 藤子 ○二雄先生風ですね。

その他の作品も楽しみにしています(^^)

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