~日焼け止め~月刊*ファミクリWOCかわら版5月号_vol.43

WOC(ウォック)とは、褥瘡をはじめとする創傷やストーマ、
失禁分野について専門性の高い看護を実践できる看護師の通称です。
2024年5月(Vol.43)
新緑の季節ですね。みなさんは連休のご予定がありますか?
どこか自然を満喫できる所に出かけて、心も身体もリフレッシュしたいですね🌳
前回は便秘のアセスメント→下剤の選定+看護ケアを
組み合わせた事例の紹介をしましたね。
字数が多く、読むのに苦労された方も多かったのではないでしょうか🙇
今回は知って得する日焼け止めの話題をお届けしたいと思います😊
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ファミリークリニック蒲田・品川・多摩川
皮膚・排泄ケア特定認定看護師 野口祥子(のぐちやすこ)
~下剤の選定と看護ケア~月刊*ファミクリWOCかわら版4月号_vol.42

WOC(ウォック)とは、褥瘡をはじめとする創傷やストーマ、
失禁分野について専門性の高い看護を実践できる看護師の通称です。
2024年4月(Vol.42)
春ですね🌸職場の同僚や患者さんとの出会いや別れの多い時期になりますね。
出会えたことに感謝して、皆さんのおこころにじんわりと温かい気持ちが広がっていることを祈っています🙏
新年度も一緒に頑張りましょうね🤗
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皮膚・排泄ケア特定認定看護師 野口祥子(のぐちやすこ)
~便の形成過程と便秘のタイプ~月刊*ファミクリWOCかわら版2月号_vol.40

WOC(ウォック)とは、褥瘡をはじめとする創傷やストーマ、失禁分野について専門性の高い看護を実践できる看護師の通称です。
2024年2月(Vol.40)
寒い日が続いてますが、皆さまの体調はいかがでしょうか?
寒さに肩をすくめると肩が凝ってしまうので、最近はゆっくり湯船に浸かるようにしています♨😊
お気に入りの入浴剤を見つけて、バスタイムを楽しみたいですね 💗
慢性便秘症診療ガイドライン2017によると便秘の定義は、
「本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」とあり、
便が大腸内に滞った状態や直腸内に貯留した状態を指します(図・便秘のタイプ)。
便秘というのは状態を指す言葉で、慢性便秘症が疾患名なのです。
今回慢性便秘症の治療薬(下剤)についてみなさんと学んでみたいと思ったのですが、
その話をする前に押さえておきたいことがありまして・・・
便の形成過程と便秘のタイプについて復習しましょう 😊
◇便の形成と大腸の通過時間
私たちが食べたものは、胃液や消化酵素によって栄養素と水分と食物残渣などに分解され、
小腸では主に栄養素を吸収し、大腸では水分+食物繊維などから便が形成されます。
下の図のように大腸に流入してきた液状の便は各所で水分が吸収されますので固形へと変化していきます。
便の形状をみると大腸のどこを通過しているのか、または大腸を進む早さに関係しています。
液状(水様便)であるほど、大腸内での水分吸収されずに素通りの状態ですし、
コロコロ便であるほど大腸の通過時間が長く水分が吸収されているのです。
*参考までにブリストルスケールに表示されている通過時間は約10時間~約100時間とあります


ttps://www.shoku-do.jp/outline/taisya/haisetu/より引用
◇便秘のタイプ
これらは単独で起こる場合と弛緩性+けいれん性など複合的に起こる場合があります。
便の形状から腸内の通過時間がわかるとは、基本だったのに忘れていました 💦
現場では便秘のタイプも複合的に起こっていることが多いような気がします。
次回は下剤の話題へ進めるよう、がんばります 😊✨
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皮膚・排泄ケア特定認定看護師 野口祥子(のぐちやすこ)
~爪の異常とそのケア~月刊*ファミクリWOCかわら版1月号_vol.39

WOC(ウォック)とは、褥瘡をはじめとする創傷やストーマ、失禁分野について専門性の高い看護を実践できる看護師の通称です。
2024年1月(Vol.39)
新年、明けましておめでとうございます🎍
皆さまはどんなお正月を過ごされましたか?
私はお正月に訪問看護をしてるのが好きなんですが、変人(変態?)でしょうか…(笑)
2024年もどうぞよろしくお願いいたします 😊
前回は正しい爪切りの方法についてお伝えしました。
特に足の爪切りは正しく行わないと痛みや歩きづらさ、ふらつきに繋がり転倒のハイリスクとなり危険ですね。
今回は爪の異常時にどのようにケアを行うと良いのか、一緒に考えてみましょう。


寝たきりや麻痺のある患者さんは母趾への非荷重や外反母趾が原因で、
巻き爪→陥入爪となる場合が多いようです。
私たちのケアで患者さんの苦痛を最小限にしていきたいですね 😊
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皮膚・排泄ケア特定認定看護師 野口祥子(のぐちやすこ)
~在宅での足爪ケア~月刊*ファミクリWOCかわら版12月号_vol.38

2023年12月(Vol.38)
こんな感じで1年過ぎていくんだなぁ~と想いながら、
2023年のラストスパートもマイペースで頑張りましょう

・爪は爪母で作られ、爪床に向かって伸びていく
・爪は指先を保護する役割と指腹に加わるを力を支えている
・足の爪は体重がかからなければ巻いていく→ 寝たきりの方などは巻き爪になってしまう
・
・痛みによる運動量の低下→筋力低下がおこる

今回連携会を通してわかったのは、「スクエアオフ」
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皮膚・排泄ケア特定認定看護師 野口祥子(のぐちやすこ)
~紙おむつの種類と選び方~月刊*ファミクリWOCかわら版11月号_vol.37

WOC(ウォック)とは、褥瘡をはじめとする創傷やストーマ、
失禁分野について専門性の高い看護を実践できる看護師の通称です。
2023年11月(Vol.37)
秋ですね~🍁 空高く空気が澄んで過ごしやすいこの時期が大好きです💗
…がすぐに終わってしまうので名残惜しい気持ちになります😿
皆さんはどんな秋を過ごしていらっしゃいますか? 心穏やかに日々をお過ごしくださいね😊
9.10月号ではおむつの基本についてお話ししてきました。私達が思っていたよりもずっとおむつは進化しており、
あとは使い方次第かな~と思います。そこで今回は商品の特徴を活かしたおむつの選び方をお伝えします。
ボクサー型パンツ。

*前後の確認をしなくて良いので楽です◍消臭効果の高いパッド
「アクティパワー消臭パッド」は使用中~使用後の消臭に強く、
従来品の3倍以上の消臭力を誇ります。また「弱酸性抗菌シート」
採用で皮膚トラブルの原因となるおむつ内の細菌の増殖を抑制します。

◍褥瘡予防におすすめのパッド
「ライフリー一晩中安心SkinCondition」はさらさらスライドシートが
ドライメッシュシートの上を自由に動くので、皮膚のずれや摩擦を
抑制し褥瘡予防に役立ちます。

◆ 寝たきりの方のおむつ交換のモデルケース
80代男性寝たきりのAさんは1日の尿量が1500mlほどあり
ぐっすり寝てもらうよう、10回吸収のパッドを使用しています。
病院や施設では5~6回の定時のおむつ交換があるようですが、
こ
本人も介護者も負担が軽くなります。
ぜひ、
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ファミリークリニック蒲田・品川・多摩川
皮膚・排泄ケア特定認定看護師 野口祥子(のぐちやすこ)
~紙おむつの種類と選び方~月刊*ファミクリWOCかわら版10月号_vol.36

WOC(ウォック)とは、褥瘡をはじめとする創傷やストーマ、
失禁分野について専門性の高い看護を実践できる看護師の通称です。
2023年10月(Vol.36)
キンモクセイの香りにこころ癒される時期となりました 。WOCかわら版は創刊から3年(㊗3年!!)となり、読んでくださっている皆さま、作成過程でお世話になっている方々への感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも皆さまにお役に立てるよう続けていきたいと思いますので、
どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m
9月号ではおむつの機能についてご紹介しました。「長時間用」「○回分吸収」と書かれている高吸収のおむつやパッドは、尿を皮膚に広げずにすばやく吸収し、いったん スペースに溜めてからおむつの内部に固め、吸収する面積を徐々に広げることで、おむつ内の皮膚への影響を最小限にしているのでしたね。
こういったおむつの進化を受けて、おむつを使いこなす私たちもアップデートしていきましょう。
◍紙おむつのキホン

インナーは高吸収のもの(4回分以上のもの)
アウターのサイズ選びについては、パンツ型は小さめ、
◍紙おむつの種類と選び方(下の図もご参照ください)
そこで大切なのはインナー選びですが、高品質のものを必要最小枚数使用することがベターです。
なぜなら交換回数を減らすことで本人の羞恥心や睡眠や休息の確保、介護者の負担軽減に繋がるからです。
今回、患者さんの特徴に合ったおむつの選び方をご紹介しようと奮闘したのですが、
おむつの基本やおむつの種類についてのご紹介に留まりました 🙇
大切なのはインナー選びで、高吸収(4回以上の尿を吸収するもの)、
高品質(さらさらシート内蔵や消臭効果など)に尽きると思いますので、
またゆる〜くご紹介しますね。
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皮膚・排泄ケア特定認定看護師 野口祥子(のぐちやすこ)
当院 佐々木Nsのインタビュー記事をご掲載いただきました!
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9月もそろそろ中旬に差し掛かります。
引き続き酷暑ですが、少しずつ涼しい日も増えてきましたね。
さて、当院の佐々木NSのインタビュー記事を「つくにはネット様」
「つくにはブックスシリーズ」にご掲載いただきました!😊
※許可をいただき原稿を掲載させていただいております


佐々木は看護師の傍ら、災害支援ナースとしても活動しています。
是非ご覧いただき、将来・![]()
つくにはネット、つくにはブックス様では、
実際に日々、お仕事をされている方のお話が掲載されており、とても参考になるものが多いです。
是非見てみてくださいね!
https://www.tsukuniha.net/
● つくにはネット様:インタビュー記事
https://www.tsukuniha.net/
● 仕事につくにはシリーズ
https://www.sanpou-s.net/
【第2回】地域連携会へのご参加、ありがとうございました!
![]()
残暑が厳しい季節にも関わらず、
コロナや感染症等で発熱の方が多く見られます💦
ファミクリも引き続き、感染対策に注意して診療を行ってまいります🚗
さて、先月24日に今年度第2回となる、地域連携会を行わせていただきました。
今回のテーマは在宅療養には欠かせない「紙おむつ」!!
当院の皮膚・排泄ケア特定認定看護師の野口より、
大田区で支給される紙おむつについて、
形状やメーカーによる特長、違い、患者様の状況に合わせた
選定方法等についてお話をさせていただきました。

オンラインと現地のハイブリッドで行わせていただきまして、
会場にお集まりいただいた皆様には、実際に色々な紙おむつを
見て、触って、違いを感じていただくことができました!
今回勉強会にあたって実際に色々比べてみて、わかったことは、
・紙おむつのタイプ、メーカーごとに実は大きな違いがあること!
・メーカーごとにインナーとアウターは互換性があるため、揃えた方がベター!
尿量や尿勢、ADL、ご家族様の介護力等に合わせて、適したものを選択することで、
気持ち悪さやご負担を減らせるかもしれません。後半ではおむつを減らすケアについても考えてみました。
紙おむつ、実は奥深いことがわかったので皆さんともっと深ぼっていきたいです。
試行錯誤しながらの試みでしたがシフトする際におむつの違いがなんとなくでもわかっていただけたら、ファミクリとしてもハッピーです!
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!

※オンライン配信では少しでも質感が伝わればとカメラと小道具を駆使していました
◇当日の資料から抜粋したものをこちらに共有させていただきます
経営推進部 前島
~おむつの構造と機能~月刊*ファミクリWOCかわら版9月号_vol.35

WOC(ウォック)とは、褥瘡をはじめとする創傷やストーマ、失禁分野について専門性の高い看護を実践できる看護師の通称です。
2023年9月(Vol.35)
残暑がきびしい日々ですが、日没がだんだんと早くなってきて季節の移ろいを感じます。コロナ禍から脱した久々の夏でしたので、各地でイベントも多かったと思います。
マリンスポーツや花火など楽しい夏の思い出ができたのではないでしょうか🏄
先日、ファミリークリニック蒲田の緩和ケアセンターにて、おむつの研修を開催しました!東京都大田区支給のおむつを使って、それぞれの特徴に合った使い方をみんなで考えてみました。
今回はおむつのキホンについてお伝えします。
● おむつの機能と構造
紙おむつの基本的な機能は次の 5つです。
①尿を肌に広げずに 「吸収」 する機能
②肌から離しておむつの内部に 「固める」 機能
③外に流れ出る尿をせき止める立体ギャザーの 「止める」 機能
④勢いのある多量の尿や便をいったん溜めてから吸収する 「溜める」 機能
⑤流れを広げる 「面積」 の機能

「夜用」「長時間用」と呼ばれるパッドは複数回の尿を吸収し、
後戻りさせないようにできています。(下の図を参照しながらお読みくださいね)
1回目の尿を吸収した表面は、汚れて乾きます。
2回目の尿は1回目の尿を吸収した部分を越えて、徐々に後ろ側に広がり吸収されていきます。
2回目~3回目の尿は、下の層から順番に上の層に段階的に吸収され固められていきます。こうした機能によって、表面をサラッとさせながら複数回分の尿を吸収できるのです。

ttps://www.carenavi.jp/ja/basic/omutsu/knowledge/mechanism.html
排せつケアナビより引用・一部改変
おむつは単に尿を吸収しておむつの中は高温多湿になると教えられてきましたが、
こんなにも進化していることがわかりましたね。
自分自身もいつかはおむつをつける日が来ることを考えると気持ちが沈みます。
そういった気持ちを患者さんももっておられるかもしれないという心構えで排泄ケアを行うと、肌にやさしく高機能で交換回数の少ないおむつを選ぶことが最良だろうなと考えるのです。次回は患者さんの特徴に合ったおむつの選び方をお伝えします。
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皮膚・排泄ケア特定認定看護師 野口祥子(のぐちやすこ)





