03_在宅リハビリテーションセンター

2020.10.07

🍙栄養豆知識〜研修報告〜🍙

ファミリークリニック管理栄養士の青山です。
今回は『ダノン健康栄養フォーラム』に参加しました。

 今回は、世界の栄養課題と新しい食事スタイルの提案というテーマで日本食の良さや蛋白質、脂質の栄養についての講演がありました。
今回は糖質制限と日本食についてのお話を紹介します。

最近は糖質制限のダイエットが話題になっています。実践している方も多いのではないでしょうか。エネルギー源の大部分を占める糖質を制限するため、短期的には減量効果が得られやすい方法です。しかし、極端な糖質制限は偏った食事になるため、長期的に行うことは良いことばかりとはいえません。糖質は摂りすぎてもよくないですが、制限しすぎても死亡率が増加するという研究結果が出ています。糖質量は50〜55%が一番長寿になるそうです。また、糖質制限を続けたマウスの研究でも、見た目の老化に加え、病気の罹患率の増加、さらには寿命の短縮といった影響があったそうです。
糖質制限についてはまだ研究途中の段階で、どれくらい、どんな種類の糖質を摂ると良いか、また人種や生活環境による影響があるかなどはっきり分かっていない部分も多いのですが、一時的なダイエットではなく長期的に続けていくことのデメリットもあると考えられます。
私は今回の講演を聴いて、痩せられたとしても、同年代の人より老けてしまう方が怖いなと思ってしまいました。

それではどのような食事が良いのでしょうか?
講演ではいろいろな年代の日本食を調査して1970年代の和食が最も老化を遅くし、寿命も長くなったという研究の紹介もありました。
70年代の食事の特徴としては、魚・果物・野菜・海藻・大豆製品・発酵系調味料・緑茶など食材の種類が豊富で、揚げ物や炒めものより煮物料理が多いといった特徴があるそうです。いろいろな食品を組み合わせて食べること、そして主食や芋類も適度にとり、食事中のエネルギーの半分は糖質で摂ることが大事なのではないでしょうか。

毎食理想的な食事は難しい!何品も手作りする時間もない!
そんな方もできるところから少しずつやってみましょう。今はコンビニでも惣菜が買える時代です。最近海藻食べてないなと思ったら、ひじきの煮物やワカメの酢の物を夕食の1品に加えてみませんか?最近肉料理ばっかりだなと思ったら、煮魚や魚の水煮缶を取り入れてみましょう。

医療法人社団 双愛会
在宅リハビリテーションセンター
管理栄養士 青山
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