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2024.02.02

~便の形成過程と便秘のタイプ~月刊*ファミクリWOCかわら版1月号_vol.40

WOC(ウォック)とは、褥瘡をはじめとする創傷やストーマ、失禁分野について専門性の高い看護を実践できる看護師の通称です。

2024年2月(Vol.40)

寒い日が続いてますが、皆さまの体調はいかがでしょうか?
寒さに肩をすくめると肩が凝ってしまうので、最近はゆっくり湯船に浸かるようにしています♨😊 
お気に入りの入浴剤を見つけて、バスタイムを楽しみたいですね 💗

慢性便秘症診療ガイドライン2017によると便秘の定義は、
本来体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」とあり、
便が大腸内に滞った状態や直腸内に貯留した状態を指します(図・便秘のタイプ)。
便秘というのは状態を指す言葉で、慢性便秘症が疾患名なのです。
今回慢性便秘症の治療薬(下剤)についてみなさんと学んでみたいと思ったのですが、
その話をする前に押さえておきたいことがありまして・・・
便の形成過程と便秘のタイプについて復習しましょう 😊

◇便の形成と大腸の通過時間

私たちが食べたものは、胃液や消化酵素によって栄養素と水分と食物残渣などに分解され、
小腸では主に栄養素を吸収し、大腸では水分+食物繊維などから便が形成されます。
下の図のように大腸に流入してきた液状の便は各所で水分が吸収されますので固形へと変化していきます。
便の形状をみると大腸のどこを通過しているのか、または大腸を進む早さに関係しています。
液状(水様便)であるほど、大腸内での水分吸収されずに素通りの状態ですし、
コロコロ便であるほど大腸の通過時間が長く水分が吸収されているのです。
*参考までにブリストルスケールに表示されている通過時間は約10時間~約100時間とあります

ttps://www.shoku-do.jp/outline/taisya/haisetu/より引用

◇便秘のタイプ

これらは単独で起こる場合と弛緩性+けいれん性など複合的に起こる場合があります。

便の形状から腸内の通過時間がわかるとは、基本だったのに忘れていました 💦
現場では便秘のタイプも複合的に起こっていることが多いような気がします。
次回は下剤の話題へ進めるよう、がんばります 😊✨

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医療法人社団 双愛会
ファミリークリニック蒲田・品川・多摩川
皮膚・排泄ケア特定認定看護師   野口祥子(のぐちやすこ)