03_在宅リハビリテーションセンター

2020.02.10

🍙『人生の最期、何から決めていきますか?』区民公開講座に参加しました🍙

ファミリークリニック 管理栄養士の青山です。

1月18日、池上会館にて行われた区民公開講座に委員として参加してきました。
大田区の医師会をはじめ、医療福祉の専門職の団体が関わり、企画しているイベントです。

今回は『人生の最期、何から決めていきますか?』と題して、終活について考える内容となっていました。シニアライフアドバイザーの原沢先生の公演と三遊亭司師匠の落語公演、その後専門職による大喜利を行いました。

『終活』と聞くと、考えたくもないという方も多いかもしれません。また、興味はあっても何をしたらいいのか全く分からないという方もいらっしゃると思います。

先生方の公演は人生の最期を考えるきっかけになったのではないでしょうか。また、大喜利も専門分野ごとに色々な視点でみていることや、人生の最期に地域のたくさんの専門職が関わっていることを知っていただけたら良かったのではないかと思いました。

悪天候にも関わらず多くの方がいらしてくださり、『終活』は関心の高いテーマなのだと実感しました。個人としても、クリニックとしても、管理栄養士としてできることを発信できたらと考える良い機会となりました。

最後に管理栄養士が関わることのメリットをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
・最期まで口から食べたい方
 嚥下評価の結果をもとに、安全な食形態に調整する方法や、適切な介護食品のご紹介も可能です。
・〇〇をしたい、〜に行きたいという目標を持った方:
 食べることが最優先ではなくても、なにか行動を起こすにはエネルギーが必要です。
 動くための体力を維持しなければいけません。
 少量で適切な栄養をとる食べ方の工夫をお伝えすることができます。
 体力を落とさないためにも早い段階で栄養がとれているのか確認しておくことも大切です。
・病気はあっても、急激に悪くならないようにしたい方:
 糖尿病や心疾患のある方も、病院内だけではなくご自宅でも食事療法を行っていくことで悪化予防ができます。 
 元気なうちからの一人ひとりの生活に合わせた食事療法を一緒に考えていくことができます。

管理栄養士 青山