ブログ

2020.02.03

退院前カンファレンスについて

こんにちは、看護師の神林です。
本日は退院前カンファレンスについて記載します。

退院し在宅療養に当たり、一定の医療介入が必要な場合、当院では退院前カンファレンスの開催を病院に依頼しています。病院からの診療情報提供書で一定の状況は把握できますが、治療方針や療養上の注意点について、本人家族を含め、多職種と共有できるためチームとして支援の方向性が明確なるほか、在宅サービスの活用・調整がスムーズになります。また患者・家族の方とも面識ができ、医療・介護従事者の「顔の見える関係」の構築の一助になります。

厚生労働省も退院前カンファレンスを行うことを推奨しており、切れ目のない医療・介護を提供についての重要性を説いています。

【保険報酬にも重要性が表れており…。】
訪問看護基本療養費(Ⅰ):¥5,550(週3日まで;1日につき)〜¥6,550(週4日以降;1日につき)※1回訪問看護にかかる費用
退院時共同指導加算(退院前カンファレンスに出席し、在宅で継続する注意点に対し本人家族に指導することで発生する費用):¥8,000

1回訪問看護でお宅に訪問するよりも退院前カンファレンスに出席するほうが報酬が高く設定されています。

以下のような患者様は退院前カンファレンスを行ってほしいです。
・訪問看護・訪問診療が必要な患者様
・看取りの可能性のある患者様
・ADL・ASDLが低下し、療養環境の再構築が必要な患者様
・独居・老老介護など社会的な問題を抱えている患者様

実際の経験談として、退院前カンファレンスをしない時とする時では、その後の介入に影響がでると感じます。患者様に安心して在宅療養のお手伝いができるようカンファレンスの開催は今後も病院に依頼していきたいと思います。

看護師 神林